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2.4GHz_UP

2.4GHz 自作 目次

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お名前: 感想:

 タナボタ入賞 2010/1/23

いまごろだが、JARLnewsをよく見たら、フィールドデーに入賞していた。
他の人は書類を出さなかったようで、まさしくタナボタ。とりあえず出してみるもんですね。(*^_^*)

2/20.着いた→賞状

 全市全郡コンテスト 2009/10/8-/11

週末の全市全郡コンテストに昨年と同じ西尾市の万燈山(万灯山146m)からQRV予定です。
開始の21:00〜のみだが、F2(CW)用にPCも持って行くつもり、QSOできるかな?

常連のEVLさんとQSOしたものの、自作TXが不調になってしまった。
また、名古屋方向に向けると2427MHzに妙な音が入ったが、他局は聞こえなかった。
その後、1295MHzでJA2YKAとQSOし下山しました。残念

 BADA Reciver の実験 2009/8/16.19

BADA Senderの送信機は2.4GHz FM送信機に改造したが、受信機は手付かずでした。
内部を見ると、送信機より受信機の方がICも多く複雑です。

RX ch Freq(MHz) VCO(MHz) IF(MHz)
1 2411 1931 480
2 2431 1951 480
3 2451 1971 480
4 2471 1991 480



<実験1>
 自作したFM送信機で2431MHzを送信して、Video端子で音声信号を確認。
 →近くで送信すれば聞こえるものの感度悪い。
 FM送信機を2431±6MHz、±6.5MHzで送信して、Audio端子の音声信号を確認。
 →近くで送信すれば聞こえるものの感度悪い。元のままでは実用にならない。

<実験2>
 IF 480MHzをBPFの手前から同軸ケーブルで出して、430MHzへのコンバーターとして利用
 ハンディトランシーバーに繋いで聞くと、どの周波数もS9の信号が入っていた。
 →SL1461の信号と思われ、15pinを浮かせてICの電源を切った。これで静かになった。
 →FM送信機を2427MHzにして聞くと待機状態の漏れ電波も受信できた!
 VCOとトランシーバー周波数の組み合わせを試した。
 →ch4(2427-1991=436MHz)が最良だった。

<実験3>
 JA2IGYビーコンがS9と強力に入る場所に行って、受信確認。ANTは元のホイップ。
 →スケルチを空け、433.87MHzでキャリアを確認。信号が強い場所を探したらCWが聞こえた!
  この方法なら何とか使えそうだ。

<課題>
 周波数の誤差が大きく、安定も悪い。昨日と今日で20KHzずれていた。
 435.5MHz付近に強い内部ビートが複数入る。VCOのスプリアスか?
 →REFの4MHzとPLL比較周波数を変える必要がある。
 もう少し感度を上げれないか?
 →まだ未知数。

9/19.周波数特性を測ってみたら、IF=480MHzなのにピークは415MHzと低い方がGainが高かった!?
 ch4が良い理由が判った。ch3に変えても同じなのでIFの特性らしい。
 そこで、BPF(F480)入力側の0Ωを外し、負荷を軽くしたら少し改善された。
 コンバータ特性→Bada_Rcv_1.png
 また、MC3361の電源ピンを浮かせて止めてみたが、内部ビートは変わらなかった。

 Feild Day は雨の中 2009/8/3

今回は雨模様で何も無い山頂はつらいという事で、幡豆郡幡豆町の三ヶ根スカイラインからQRV。
駐車場すぐ上の見晴らし台広場ですが、天気が悪いので夜景を見に来る人もまばらでした。

21時にちょうど雨が強くなって広場中央の屋根の下から出れなくていまいち。
常連のEVLさんとQSOしたのみ。あとで、もう一局ラグチューが聞こえたが終わらないのであきらめ。

帰りは霧がすごくて徐行運転でそろそろと山を降りました。

 6m and down に出てみたが 2009/7/5

どうせなら前と違う場所でと、田原市の笠山(79m)からコンテストの夜9時に出てみた。
やや急な歩道を数分担ぎ上げるて山頂で待機。整備されていて360度見渡せる。

しかし、2427MHzは聞こえない。CQ出しても応答なし。
15分ほどしてやっと三重のJM3CRQ/2とQSO。
その後も名古屋方面が入らないし、期待した豊橋、静岡方面はだれもいないようだ。

山頂での待機時間の方がずっと長かったが、30分であきらめ帰宅しました。
カシミールで見たら、名古屋、尾張方面は見通しではなかった。失敗・・・

8/3.電子Logの送り先を間違えていた事が発覚。× 〜@jarl.com ○ 〜@jarl.or.jp 

 全市全郡コンテスト、入賞! 2009/2/28.6/23

秋に参加した全市全郡コンテストの結果が出た。電信電話部門シングルオペ2400MHzバンド
狙いどうり、たなぼたの一局入賞した!(2QSOだが1局は不参加だった)
よく見るとCW1200部門におなじみコールがありますね。

6/23.賞状が来ました、A4より大きかったんですね。

<コメント>

 BADA 2.4GHz Senderの回路図 2009/2/6.20

FM送信機に使った、BADA製Audio/Video Senderから読み取って調べた回路図です。
ユニット内回路図 → 2_4GHz-BADA.gif

Audio部の電源とVCO制御電圧のパターンを切って、副搬送波6/6.5MHzを完全に無くしています。
これで、キャリア周波数がとても綺麗になりました。

2/20.LMX2330の基準周波数となる12.8MHz TCXO(VCXO)配線の様子です。
 REF-OSC写真

より線でユニットの隙間を通して基板の裏側からコンデンサへ配線しています。
基板のLMX2330側の配線は極力短く、そのまま利用する事が大事です。

 PLL-LMX2330の設定方法 2009/1/10

なんとルーマニアの方からBADAトランスミッタのPLL LMX2330の設定方法を教えてほしい。
とメールが来ました!(あらめてWebは世界につながっている事を実感)

LMX2330設定資料 → 2_4GHzTX_PLL1.pdf
BADAトランスミッタの波形 → 2_4G_tx_powon.png 2_4G_tx_ch.png

急遽、測定した資料を上の様に整理して送りました。理解できたかな?

 全市全郡コンテスト  2008/10/12

先週のSHF移動も忘れていたので、2.4GHzQSOを目指して全市全郡コンテストに出てみようと思っている。
近くの低山を物色しているが、スタート21:00から一時間が勝負かな?相手はいるのだろうか?

西尾市の万燈山(万灯山146m)へ行ってきた。夜の山は不気味だったが月明かりで少し助かりました。
2.4GHzでJI2EVL(愛西市)、JA2CFX(名古屋市)と2局QSO出来ました!
愛西市からはS1だったが、名古屋市へは良く飛んでいて自作談義で30分も話していました。


(実際はもっと色鮮やかで綺麗にみえた)

山頂は風が強くて冷えこんでしまったので早々と降りてきました。
1.2GHzも持って行ったが、コンテスト前にラグューがひとつ聞こえただけでした。

また、今回、TX用は7.2V1.3Ahの旧機種ビデオ用バッテリーを使ったが、予備も使わず十分にもった。
LEDヘッドライトと共に使い勝手が良かったです。

3エリアは聞こえなかったが、とりあえず行った甲斐があった。

10/12.電子ログで送ってみた、これなら簡単でよい。

 2.4GHz 1st QSO  2008/8/30

XXKさんが移動してくれて、自作2.4GhzFM-TXにて無事にQSO成功しました!

昨日と今日の雨でJR下とか不通になってるし、田んぼは水がいっぱいであふれてきそう。
カーナビで通行止めマークが出たの初めてみた。
わざわざ移動してくれてるので、こちらも確実にと可視範囲で余裕のある安城市に行ってきました。

御岳7合目ってことで、1.2GHz、2.4GHzともに予想以上に強力に入感していて、無事QSOできました。
受信はDrake2880改、アンテナは送受それぞれに自作5eleLoopを直結してました。
1.2GHzはAO-51で実績のあるC620+4eleLoopでした。
1.2GHzではXXKさんとQSOする豊田や名古屋の局も聞こえたのですが、2.4GHzはさっぱりでした。

運用の様子(同じ場所の翌日)→Ido00917m.jpg

2.4GHzの免許を受けてから早4ヶ月、これが1stQSOとなりました。
ほんとに移動ありがとうございました。

コンテスト後半は午前中なので、一応聞いてみたが入感無しで早々に引き上げました。
せっかくQSOしたので2400MHzシングルで書類を作成し、メール提出しました。

<コメント>

 2.4GHz FM TXの情報  2008/8/25-28

嬉しい事にハムフェアでこれに付いて質問を受けたので、資料を追加しときます。

展示説明 → 2_4GHzTX展示.pdf
 回路図 → 2_4GHzTX回路1.pdf(ユニット周りはまだ未整理)
 (自作の参考などに、AVRのソースを見たい人はコールあっとJARLへメールください。)

<TSSの保証認定について>
ユニット内のTr名が判らず難儀しましたが、印刷されてる略称と外形を頼りに、各社HPを探しまくって見つけました。
認定資料にはこのNXP社製Trの仕様書もつけました。

アイデア賞ってことで、こんなところが評価されたのかと想像してます。
・前例が無く、安価な2.4GHz機器もわりと簡単な改造で使える事をしめした。
・信号品質を高めて、かつ20KHzStepとするために、誤差を許容してPLLの比較周波数を高く保つ発想。
・BPFの結合Cを半田付けせずに載せただけにして特性を良くした。
・アクリルに色紙を挟み着せ替えパネルとしたデザインの工夫

8/28.2ヶ月半ぶりに帰ってきた、動作も大丈夫だ。参加賞も付いていた。

<コメント>

 JARLで審査中  2008/7/2.25

発送で2ヶ月以上の不在となっている、2.4GHz TXは結局こんな感じになりました。

ちょっと大きな内部の写真 → TX00891m.jpg

SSBでモニターするとちゃんとトーンで聞え、キャリアはかなり綺麗になりました。
SSB、CWでも使えそうな気がするくらいです。

7/25.JARL-HPに載っているが、審査結果は「アイデア賞」でした。
 まあ、CW対応とかは面倒で止めたし、作り込みしてるHF-SSBハンディや430MHzトランシーバが上位だからな。

<コメント>

 2.4GHz TX 仕上げ 2008/5/26

自作品コンテストの通知が来た。一時審査は予想どうり通過した。
しばらく手がつかなかったので、6/15の提出期限までに仕上げて説明書も書かないといけない。
提出すると6m and Downで試せないのが惜しいが仕方ない。

今までこのTXの情報は書いてなかった(面倒で・・)が、少しずつ載せていきます。

そもそもは何か使える物は無いかと、2.4GHzビデオトランスミッタをオークション購入した事から始まった。
・中国、BADA製、Audio/Video Sender、2.4GHz 4ch、送信&受信器

送信機の中身を確認したら、意外ときちんとしたシールドケースに入っていて、PLLはLMX2330です!
LMX2330の仕様書をNSのHPで見たらなかなかの物で、もっと単純なPLLかと思ってたのに予想外でした。
これをマイコンでPLL制御すれば細かい周波数も出せそうです。

Gigastで見るとVideoは2.4GHzをFM変調して上下に6MHzと6.5MHzのAudio副搬送波がありました。
副搬送波は邪魔なので、細かい部品とパターンを追っ掛けて、電源とVCOへのパターンをカット。
Video端子にAudioを入れてモニターしたところ無事に音声が聞えました。
また、2.4GHzのスペクトラムも綺麗になって、これで行けそうだと思えました。

通信波形を測定してから、内臓マイコンと水晶を外したが、結構大変でパターンが剥がれてしまった。
基準水晶とAVRからの配線を付けて無事に動作成功!(ホッとした)

元々2.4GHzの機器なので自作で難しいVCOやBuffAMPをほぼそのまま流用できているのが良いです。

ブロック図 → 24GHz-TX1.gif

 レピータアクセスできた! 2008/4/26.27

数日前に2.4GHz免許が届いた、これで私もBAND防衛に少しは貢献できたかな。
まだまだ問題は残っているが、ちゃんと電波が出るか試して見たくなった。
受信は衛星用のDrake2880で、送信アンテナは1.2GHzの4eleLoopを2.4GHzに縮小した物を作った。(小さい!)

自宅から近場の幸田町や西尾市のレピータ目指して送信してみるが反応なし。
見通しが悪いかもと河川敷で伊勢のJA2IGYが受信できる場所まで行って再挑戦。

JA2IGY併設のJR2WAに向けて送信すると、IDが帰って来ました!ちゃんと飛んだ
幸田町のは反応なし(動いてない?)、西尾市のJP2YDNも大丈夫でした。やっぱロケの違いが大きい。

あいにくBATTが下がってきてQSOには至りませんでしたが一安心です。

VCOは2.4GHz直なのでスタンバイ時に漏れ電波が受かってしまい、直接QSOに困る。
もちろんBuff〜Finalはoffしていて、ANT端子からの漏れは極小なのだが、まだ入る。

しかたなくスタンバイ時に周波数を変えるスプリットモードを入れるプログラム修正をした。
BASCOMデモ版ぎりぎりの3.97Kになってしまった。レジストしてAVRも変えんともう入らない。

4/27.今日も河川敷で試してみた。愛知県内各地のレピーターに向かって出してみるが応答なし。
動いているのは伊勢と西尾だけなのか?それとも届かないのか??
両方でひとしきりCQを出してみたが応答なし。他の人も聞えず。やっぱり居ないのか?

 2.4GHz FM送信機 2008/4/19

AVRマイコンのテストはこれの為で、その後もずいぶん掛かりましたが、ようやく形になりました。
まだ、送信時ブツブツ音の問題とかが残っています。ケースを開けると消えて配線が関連してるような。
まだ、原因がわからず調べています。

仕様
送信周波数 2400〜2450MHz 20KHz間隔
電波形式 FM音声 レピータ用トーン内臓
出力 たぶん0.5W位? (測定器が・・・)

組み立て写真Rig00880s.jpg

せっかく作ったので、JARLの自作品コンテストに応募することにしました。
ワードで書いてPDFをメールで送ったら、受け付けてもらえました。

はるか昔、第一回の自作品コンテストで第3席を取ったが、それより上に行きたいな?
でも、自由部門は審査基準がいまいち判らんし、仕上げや作りこみでは負けるかも。

PS.ブツブツ音はその後、配線の引き回しを変えたら完全に無くなりました。

 ケース加工 2008/3/25

ここしばらく夜なべで少しずつやっいて、やっとここまで出来ました。

最初のは無残な失敗 → Rig00878s.jpg
ホームセンターでボール盤を借りたのだが、太目のドリル刃の切れが悪く引っかかってしまった。(痛!)

角穴は四隅を小径ドリルで空けて、そこから糸鋸で切ってヤスリを掛けています。
小穴を沢山空けてニッパで切り出すよりは楽なので。

ダイソーに840円のミニルータがあり砥石やカッターで金属も切れると書いてあったので買ってみた。
このアルミケースで試したら、切れないことは無いが加減や固定が難しく、糸鋸の方が良かった。

中身はまだもう少し掛かりますが、うまくいったら自作品コンテストにだそうかと思ってます。

なお、JARLの自作品コンテストの申込書はHPにはPDFしかないのですが、
事務局にメールしたらワードのを送ってもらえました。

 自作機の保証認定 2008/3/9.19

また、自作機を追加しようとTSSに保証願いを出しています。
今回はわりと速く見てくれたようで、修正依頼がきた。

バッファ段とかは半導体名を書かなくてOKという噂があったが駄目でした。
さらに仕様書が要るのはファイナルだけかと思ったら、バッファなどでも一般的でないのは要るそうだ。
また、CWkeyingでトランジスタSWを省略してた所も指摘された。
省略せずにきちんと書かないと駄目みたい。

それにしても、郵便で送ってこなくてもFAXやeMailで良いのに。時間の無駄だ。

3/19.前回の修正で良かったようで、3/14付けで承認、転送されたと通知がきました。
 免許が来るのは4月下旬と言うことですか。

 SONNET liteを試す 2008/3/2-4.18

マイクロストリップラインが判るといいなと、電磁界シュミレータを試してみた。
この手の製品版は高すぎて手が出ないのですが、SONNETは学習用の無料版があった。
ただ、Webにこれの活用例や感想はあまりありませんでした。アマチュアには一般的じゃないんでしょうね。

インストールサイズはちょっと大きく114MBでした。登録も簡単で認証メールはすぐに来ました。
マニュアルは無料版の入門書が良いです。必要な事はほぼこれに書いてありました。
第2章から印刷して見ながらやってみました。

HPサポートの日本語マニュアルも見れますが、難しくて役に立ちませんでした。
ランチャーからはマニュアルや例題がうまく見れませんが、フォルダには有ります。
例題もC:\Program Files\sonnet.11.55\examplesやHPに色々あって試すと面白いです。

何日か使って判ってきたので、Drake2880のBPF部分を解析してみました。
SパラメータのS11は入力インピーダンス、S21が通過損失、S22が出力インピーダンスです。

Drake2880BPForiginal → D2880BPF.png 2.6GHzピークでそれらしい特性。
 Drake2880BPF延長full → D2880BPF2.png 下がり過ぎのようだ。

実際は50Ωより高い気がするが、Sonnetliteの制限で50Ωしか解析できないのでした。
基板の誘電率によって共振周波数はだいぶ変わるようです、ここではマニュアルの値を使った。
また、寸法は定規で測ったので誤差もあるでしょう。

3/3.いくつか試してみたが、入力側を+1mm、真ん中を+0.25mm、出力側はそのままが良いようです。
 Drake2880BPF延長短い → D2880BPF4.png ほんの少しが最良?

3/4.Drake2880改造品でBPFの延長を以前よりだいぶ短くしてみた。
 Gigastで見ると2.3GHz付近が下がって2.4GHzは少し上がった。
 Drake2880改造BPF変更 → D2880BPF_1.png やはり短い方が良さそう。
 受信確認は未だだが、Sonnetliteは活用できそうです。

3/18.やっとAO-51のSモードを聞けた。
 西の低いパスだったが以前よりSN良く聞えていた。Codexの差とか有るが改造は正しかったようです。

 Drake2880 VS MC251R 2007/7/2-4.10.14

今回のV/SはDrake2880改で結構、聞こえたなと思い返していたら、NoiseSGでの比較を思いついた。
どちらもRF段はNE76084に交換してほぼ同じになっているので違いは出ないか?と思ったら。
 
Set AM 空S AM Noise_S WaveSpectra FM 空S FM Noise_S
Drake2880改 3 8 3db位
MC251R改 6 8 僅か
MC251R改8tL 0 7 3db位 2-3 7
MC251R改7tL 2 8 4db位? 3 8
(2401.2MHz、親機はFT-817)
予想より差が大きかった、Drake2880改の方が空Sが少なくノイズも少ないので、S/Nが良かった。

RF段は同じに改造しているが、微妙な差があるのだろうか?
それとも、IF段の一段目と二段目のつなぎかたの違いが怪しい?
(Drake2880改はLC共振のLを増やしたが、MC251Rはコンデンサだった)

MC251RのIF段のつなぎを1000pF→8ターンLに変えてみた。これだけで見事にSN改善した!
やはりIFもおろそかにできないようだ。 IF回路図→D2880_if1.gif

7/3.MC251Rのコンデンサを8ターンLに交換した状態は周波数の高い方がやや落ちていた。
 どうやら、追加したLと2段目のTrの入力容量でLPFになっている感じである。
 (2880オリジナルでは10Ω&10pF?+8tLで直列共振している様だが、MC251Rは容量が大きい。)
 8ターンLでは2401Mhzも少し落ちているので、もう少し減らした方が良さそうです。7ターンLでいい感じになった。

それにしてもV/Sが終わってから、いじってるというのが何ですね??

7/10.MC251R改 herd JA6PL,BV4VR,JA0BBW,DS1MFC なかなか良く聞こえた。でもV/Sだった!?
7/14.IGYビーコンを小アンテナで比べたらD2880改>MC251R改だった。
2401MHzのSG比較ではMC251R改がやや良く、AO51も良く聞こえたので、周波数の違いによると思う。
地上波も聞くにはLをもう少し減らしてLPFを上げた方が良いかも。

 また壊してしまった 2007/5/24-30

昨日から久しぶりのV/Sという事で(遅れたが)、コンバーターを持ち出していじっていたら、MC251Rが聞こえなくなった。
症状は前回と同じで感度が悪く、測ると10db以上落ちていた。初段FETの電圧を測ったらやっぱ・・・壊した。(泣

初段FET電圧 D(V) S(V) G(V) D電流(mA) S抵抗 Gain Date
正常(MC251R) 3.49 0.40 0.12 12.5 33
故障(MC251R) 1.87 0.82 0.80 24.8 33 低い 5/24
NE76084 3.36 0.445 0.03 13.5 33 高い 5/24
2880-NE76184 3.364 0.886 0.02 13.0 68 Aより低いが? 5/26
2880-NE76084 3.545 0.752 0.38 11.1 68 ヘアピン改でUP 5/30
2880-NE76084 3.476 0.406 0.03 12.3 33 僅かにUP 5/31

気を取り直して、今回はNE76084に交換した、定数そのままで電流もまあまあだった。
測ってみると以前よりGainがUpした!? 交換後の特性→MC251R_0524.png

20時のAOですぐに聞こえた!半年ぶりだ。このQSBも懐かしい。
前半はQSBの上しか聞き取れなかったが、北になってANTを屋根の上に出したら良好に入るし送信も良く通った。
屋根反射は144MHz〜2.4GHzも効くようだ。コンバータは良くなったのか判らない。(とりあえず使える)

調子にのって、もうひとつのDrake2880をNE76184Aに変えてみたが測定したら少し下がった。
SpecではNE76084より-1dBのはずだが???
やはり、受信確認してみないとわからないかも。

5/26,河川敷で聞き比べたら、NE76084(MC251R)>NE76184(drake2880)。やはり測定どうりだった。
Sパラメータに結構ちがいがあるので、NE76084の方がマッチングが合っているのだろうと考えています。

5/30,NE76084に交換してみたが、1dBちょっとしか上がらなかった?仕様どうり?
MC251との違いを考えてみたら、入力ヘアピンがやや短かった気がしたので、作りなおしたり何回もカット&トライ。
結局、元のを僅かに(0.8mm?)短くしたら、以前より良くなったので今回はココまで。
Aマーク品とは入力ヘアピンの最適な長さが違ったようだ。それにしても微妙で難しい!
 入力ヘアピンの僅かな違いで特性にこんなに差がでた→D2880_76084_0530.png

5/30,ソース抵抗を元々の33Ωに戻してみた。僅かにGainUpしたようだ。
2880のゲート-GNDには1KΩが入っているので、ゲート電圧が変化して電流変化は少しになるようだ。

 Drake2880改造のふしぎ 2006/11/30.12/4-9

前回のV/Sで受信が不調だったので、次回のL/Sに向けドレークコンバーターをいじってました。
結局、FET交換した方はRF-Gainが少し落ちてNFが悪くなったとも考えられる。
そこでBPFをいじってもう少し良くならないか試していました。
また、もう一台のMC251Rも入力ヘアピンは元パターン内側カットのみだったので付け替えてみました。

BPFの両側は1.2Φの真鍮線を短く切ってパターン延長したのが、一番良かった。≒0.7dBup
BPFの中央はDrake2880ではパターン延長を外してもほとんど変わらなかった。(外した)
しかし、MC251Rでは外したら≒4dBのDown。延長した方が良かった。不思議??
2880の方はパターン全部に半田が流れて取り残しがある状態なFET交換したのが原因か?

コンバータ特性MC251R_1129.png

謎は増えたが少しは良くなってるだろう。L/Sで確かめてみたい。
<10/21の測定はコネクタ接触不良だったと思われる。今回はATT10db入れて、この特性>

12/4.MC251Rで受信確認したら前回より良好にはっきり聞こえた。!(^^)!

12/9.さらにBPFの中央も太くしたり半田つけをきれいにしたら良好な特性になった。これが最終?
  コンバータ特性2MC251R_1206.png
  Sモード聞き比べしたが、パスが変わるとコンディションの差が大きい気がして、改善したのか良く判らなかった。

 GigaStでコンバーターを測る 2006/10/21

GigaStでコンバーターを測る方法を考えました。
TGモードでは無理でしたが、SGモードなら出力周波数はBandに関係なく出せます。
そのときの入力側はスペアナ状態なので、Hold機能を使ってSG周波数を手動で変えていけば何とかできそうです。
5MHzStepで変えて、測ってみました。

・UTV-120B周波数特性→UTV-120B_2.png
送信側は狭帯域で1270MHz付近に、受信側はレピーター対応で広帯域に調整されているようです。

・ドレーク2880改&MC-251R→「測定ミスだったので11/30のを見てください」

以前とはちょっと違う特性が現れました。こちらが正しそうです。
GigaStはTGで見ると2〜3dbの変動があって2401MHz付近は低いのですが、それが大きくなって現れているのか?
それともこういう特性なのか? まだ良く判りません。

なお、SG周波数=120MHzの時に2400MHz付近にわりと強いスプリアスが観測できました。
以前のはこのスプリアスで測っていたようです。

 Drake2880改造のまとめ 2006/9/25-11/10

判り易いようにちょっと大きめな写真を載せます。COV00644m.jpg

入力ヘアピンはかなり微妙で、下手に行うと性能低下してしまいました。
特性が測れなくても定量的な信号が受信できれば、何個か付け替える事で確認できると思います。

あくまで私が実験した範囲です、他の人のやり方も有ると思うので、よろしくお願いします。

11/10.再度ビーコンを聞き比べてみたがD2880修理品はMC251R改と同程度だった。しかし、
  今ひとつ弱い今回のAO-51V/SではD2880改の方がまだ良い。ぎりぎりの信号感度が良いのかもしれない。

<コメント>

 Drake2880の修理 2006/9/18-24

17日に河川敷に移動して使おうと思ったら、いつも聞こえるビーコンが聞こえず、AO-51も聞こえず・・・
2880の感度が低下していた。(泣)
初段のFETは静電気に弱い事は知っていたので、560Ω+スタブを付けていたが完全ではなかったようだ。
(調べたらゲートバイアスに1Kが入っていた。効果はないかも)
ヘリカルつけたまま付け外しを何回もしていたのがまずかったかな?

GigaStで特性を見ると以前より約-13db、やっぱりFETかな。
Web上の情報では初段をIC-AMPに変えるとそこそこの性能になる修理方法が有った。
部品は入手して有るものの、やはりFET交換では無理なのだろうか?

とりあえず、比較測定してみた、電流はドレインの120Ωから計算です。やっぱりおかしい。
初段FET電圧 D(V) S(V) G(V) D電流(mA)
正常(MC251R) 3.49 0.40 0.12 12.5
故障(2880) 1.33 0.96 0.95 30.5
Aマーク品(9/20) 1.57 0.93 0.0 28.5
A 75Ω(9/21) 2.96 1.24 0.0 16.5

9/20.手持ちのGaAsMES?Aマーク品に付け替えてみたら、GigaStでは故障前の特性に近くなった。
直ったかとGigaStをSGモードにしてANT付けて受信してみたら・・・
弱い・・フルスケールのはずが、とても直ったとは言えない。あの特性は?なぜ??

9/21.電流が流れすぎているのが気になったのでソース抵抗を元の33→75Ωに変更してみた。
改善しました!空Sもひとつ増えてANT受信でもだいぶ強くなった。(まだ差があるが)
GigaStで特性を見ると2401MHzは33Ωのときより落ちている。特性とANT受信が合わない、なぜ??

9/22.入力のヘアピンで大きく変わることが判りました。
ヘアピンを狭くすると広帯域になって2401付近も上がり、空Sも大きくなりました。
広くすると2480MHz位にGainの高いピークが来るので2401付近は落ち気味になってきました。
また、細い線で長くすると2480MHz位に発振と思われるピークが出てきました。
ヘアピンをうまく出来れば何とかなりそうです。

9/23.入力ヘアピンの調整でGigaStでの特性は良くなったので、河川敷でIGYビーコンを聞き比べてみました。
MC251R改より若干弱いが概ね受信できた。ホッ。FET交換するとGain,NFが少し落ちるらしいのでこの位かもしれない。
GigaStとANTでの違いに関しインピーダンスではないか?と指摘いただいた。
そういえばヘリカルもループもインピーダンスは高くミスマッチで使っている。(いいかげん)
マッチングを考えてから比べてみることにしよう。

9/24.さらに入力ヘアピンを変えてみたら2401MHz付近にピークを持ってくる事ができた。

 特性「正しい測定のデータは11/30〜」

室内受信ではさらに強くなっていたので、外でビーコンの聞き比べをしたらMC251R改と遜色ない感じになった。
これでやっと完了か。

<コメント>

 Drake2880改ふたたび 2006/8/28

明日からAO-51が久々のVSモードということで、しつこくDrake2880をいじっています。
前回の特性から2401MHz(145MHz)付近がやや落ち気味になっていたのが気になったのでIFのみの特性を測って見ました。
 IF特性 D2880kai-IF1.png

IF一段目の後にL追加してるにもかかわらずIFはフラットで驚きました。
なお空Sを下げるために三段目のエミッタのパスコンを外してGainを下げています。(S1程度)
また、IF一段目のコレクタのLに15pf〜30pfを付けて共振を試みたが、今ひとつで止めました。

IFがフラットということはRFで2401MHzが下がっている事になります。
RF-INとFETの間に入ってるヘアピンパターンは内側を切るのみとしていましたが、これを外側も切って線材を追加して延長してみることにしました。
(FETの静電破壊を恐れてやっていなかった。大丈夫でホッ)

特性はあまり変わらないと思う予想に反し、2500MHz付近が落ちるし発振のようなピークが出てきてビックリ!。
半田付けを綺麗にやり直したら発振らしきピークはなくなりました。SHFの難しさを実感!

特性 「正しい測定のデータは11/30〜」

2401MHzの落ち方が緩やかになったように思います。
悪くなってはいないと思うのでVSモードが楽しみです。

9/2、JA2IGYビーコンで確認したらMC251R改に比べ少し良かった。差がすくなかったのがちょっと残念。

 Drake2880改 IF回路図とショートスタブ 2006/4/5-9

下記の特性を見て気になったので、基板を見てIFの回路図を起こしました。D2880_if1.gif

ふと気になってRF入力の静電対策につけていた1/4λショートスタブを外して特性を測って見ました。
ビックリ!2500MHz以上は変わらないものの2400MHz付近は数dB上がりました!
そういえばMC251Rもスタブを付ける前はもう少し良く聞こえたような?!

スタブが短いのか?と数mm長くして見るが少ししか改善しません。スタブが共振していない??
考えた末、RFIN側に直列にチップ抵抗(560)を入れて1/4λショートスタブに繋ぎました。
これで特性は無い状態と同じになりました!静電対策は若干弱くなりますが無いよりはだいぶ良いでしょう。

改良後の特性「正しい測定のデータは11/30〜」

ANT接続でどうかと前と同じ場所へ出かけてJA2IGYビーコンを受信し、MC251R改と比較しました。
シングルループの弱い信号ではS1つ良くなりました!なお、空Sは増えませんでした不思議です。

PS.MC251Rもショートスタブを改善して豊田市へ出かけた時に試したら、
10tヘリカル MC251R改 > D2880改 ,シングルループ D2880改 > MC251R改 と結果が違いました。IFの帯域が狭い方がNFに良いのかも?

5/1.やっとAO-51でMC251Rを確認。やはりショートスタブ改善の効果はあった、前より良く聞こえる。
  D2880改も試したら遜色なく聞こえていました。

<コメント>

 Drake2880 2.4GHzの改造 2006/4/1

先週の確認で、2880改がMC251R(これも元は2880)より劣った事から違いを調べて見ました。
IF段をつなぐL(緑色)が、MC251Rではコンデンサになっており、他にもJF6BCC局の情報などから、Lの前後のCに22pFをパラ付けする方法や、Lを巻き数を増やした物に変える方法が有る事が判りました。
RF部は両方ともM.W.Techのスペシャル改造を真似して、さらにGigaStでコンバーターを測れる事が判ったので特性を取って見ました。

元のL MC251R(L→C) IF標準改造 22pF*2追加 4mm径8tのL
全体が上がっている 145付近が低い 下と中が上がった フラットに近づいた
FT817空S S7 S3 ? S6

特性「正しい測定のデータは11/30〜」

最初にIF-130MHzとなるXTalをつけて試したら、まったく感度が悪く駄目だった事もIF特性の為だったと納得できました。
L交換の改造でもまだ元のIF特性が残っている感じですが、さらにLの巻き数を増やしても125MHzだけ上がって全体が落ちてしまいました。
前と同じ場所でJA2IGYビーコンを受信し、MC251R(RF改)と巻き数増Lの改造品を比較したら、弱い信号では同じか僅かに良い位になりました。IFの改良も大事みたいです。
 空Sはセットによりかなり異なり、TR751>FT817>C500>C710 で受信感度とはあまり関係がない様なのが不思議です。

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最終更新時間:2014/05/06 23:16:48